思考力(後編):思考力を鍛える6つの方法

2022年02月22日 コラム

進学塾メイツの会田です。
前回に続いて、思考力について考察します。

今回のテーマは 思考力を鍛える方法 です。
現在の学校教育で求められている思考力は「課題を解決するための力」です。
具体的には「比較する力」「関連付ける力」「問題を発見する力」「推測する力」などです。

「思考力って鍛えることができるの?」と思われるかもしれませんが、
実はこれらの力はトレーニングすることで日々鍛えることができるのです。
ではその方法をお伝えしましょう。

1. 言葉の数を増やす

思考力の根幹は言葉です。
私たちは頭の中の考えを、言葉という「入れ物」に入れて、自分の内部から外へ送り出すことで表現をしています。
もし言葉を知らなければ、考えを入れる「入れ物」が無いのと同じです。
これでは自分の考えを的確に表現できず、また他者の考えを理解することもできません。

語彙力が高い生徒は思考力が高いことも分かっています。
読書などで言葉をインプットし、言葉の数を増やしましょう。
良質な文章を選べばインターネット上の記事なども良い題材になります。

2. メモを取る

いつでも気軽にできるトレーニング方法が、手書きでメモを取ることです。
おススメの題材はインタビューです。TV、ラジオ、ネット動画、雑誌など何でも構いません。
聞き取りや読み取りをしながらキーワードで短くメモを取る練習をしましょう。
知らなかった言葉は辞書で意味を調べるとさらに良いです。
メモを取ることでインプット時の集中力が格段に高まります。
そしてこのトレーニングでは、優れた人々の考えやその表現手法を学ぶこともできます。

3. 要約する

読書をしたり、良質な文章を読んだり、メモを取った後には振り返りをしましょう。
インプットした事柄について、流れをつかんで要約しながらまとめます。
これはアウトプットの練習です。
書いてまとめるのも良いですし、誰かにその話を伝えるのも良い練習になります。

4. 「たとえば」と具体例をあげる、数値化する

語彙を増やし、言葉のインプットとアプトプットのトレーニングをした後は、いよいよ思考力を高めましょう。
まずは、自分の考えをより具体的に表す練習をしましょう。
それには、意識して「たとえば」と発言し、できるだけ物事を数値で表すようにします。
この練習をすると、物事をグループ化してまとまりでとらえることができるようになります。
これは「比較する力」「関連付ける力」につながります。

5. 「なぜなら」と理由を述べる

次に、自分の考えに深みを持たせる練習です。
それには、意識して「なぜなら」と発言し、理由を言うようにします。
物事には必ず原因と結果があります。なぜそうしたのか、どうしてその判断だったのか。
過去の事例から学ぶことも大切です。そこではどのような経緯をたどったのかも調べましょう。
こういったトレーニングをすることで、「問題を発見する力」「推測する力」がついていきます。

6. 「本当にそうなのか」クリティカル・シンキングをする

考えを深めた後は、仕上げに自分の考えを多面的に問い直してみましょう。
やり方は、自分の考えに「本当にそうなのだろうか」と疑問を投げかけるのです。
自分の立ち位置を少し変えて、相反する視点からも考えを見直してみます。
上級者になると、ごく当たり前と考えられている事柄にすら疑問を投げかけます。
これはクリティカル・シンキングと呼ばれる手法です。
こうして多面的に鍛錬された考えは、他者のまねごととは一線を画す、自分らしい思考へと昇華していくことでしょう。

いかがでしたでしょうか。これらの方法で日々、思考力を鍛えてみてください。

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