何故、勉強をやる気が起きないのか ~学習性無力感から抜け出そう!!~

2020年10月27日 コラム

こんにちは。進学塾メイツ高田馬場教室教室長の野田です。

先日、石神井公園教室の伊藤先生の記事を見て、「しまった、先に書きたいことを書かれてしまった。」と思っていました。

伊藤先生は記事の中で、定期テストは成功体験を積む絶好のチャンスである、と仰っていましたが、まさにその通りなのです!!

・・ですが、先にそのことを書かれてしまったので、今回私は反対の見方から定期テストについて考えてみました。

定期テストで悔しい思いをしていませんか?

どういうことかというと、成功体験を積む生徒がいる一方、定期テストが失敗の経験となってしまう生徒が一定数いるということです。残念ながら、定期テストの点数が上がる生徒がいる中で、点数が下がってしまう生徒がいることも事実ですよね。

さらに危惧すべきことは、定期テストでの失敗経験を繰り返すことによって、「自分は勉強しても成績が上がるはずがない」という誤った認識を生徒が学習してしまうことです。

本当はできるかもしれないのに、それまでの経験からやろうともしなくなってしまう、このような現象を【学習性無力感】といいます。(【学習性無力感】は、アメリカの心理学者マーティン・セリグマンによって1967年に提唱されました。)

学習性無力感から抜け出す方法

では、学習性無力感を抱いている生徒が、そこから抜け出す方法としては、どのようなものがあるでしょうか。
私は①達成可能な小さな目標を設定し、その目標を達成する。②成功体験をした時に、周囲からの称賛を受ける。③努力をした結果、成績が向上した人がいる環境に身をおく。といった方法があると考えています。

①達成可能な小さな目標を設定し、その目標を達成する。
この時のポイントは、テストの点数や評定などの数値目標を設定しないということです。勉強を頑張った、課題が終わらせられた、といった目標を設定することで、生徒の頑張りを認めてあげることができます。

②成功体験をした時に、周囲からの称賛を受ける。
成功した時に、周囲からほめられる、認められるという経験があると、次も頑張ろうという意欲につながります。

③努力をした結果、成績が向上した人がいる環境に身をおく。
学習性無力感は、それまでの経験によってつくられるものです。もし、周りの環境によって、「やってもできない。」という経験をしてしまっているのであれば、そうではない環境に身をおくことが大切です。身近なところに努力の結果、成績が伸びた生徒がいれば、自分もそうなるかもしれない、やればできる、という考え方に変わっていくことができます。

学習塾ができること

学習塾の役割の一つとして、学習性無力感に陥っている生徒さんに上で述べたような環境を提供していくといったことがあるのではないかと考えています。

特に小中学生の場合、学校でつくられた自分自身へのイメージがそのまま自己評価となっていることが多いため、学校の授業についていけなかったり、テストでよい成績が修められなかったりするために、自分を低く見積もってしまっている生徒が多くいます。
そして、そのために勉強する気がおきなくなってしまった生徒をこれまでにも見てきました。

しかし同時に、一人一人に合わせた学習や努力を認めてくれる先生の存在によって、学習性無力感から抜け出し、勉強に向かう気持ちを取り戻すことができた生徒もたくさん見てきました。

進学塾メイツでは、タブレットによって講師の学習指導を効率化し、生徒の理解やモチベーションの向上にも力を入れられるようにしています。

なかなか勉強をやる気がおきずに、お困りの生徒さんや保護者の皆様。
記事をご覧になって、私たちの教室がどのような雰囲気なのか、タブレットを使った学習はどのようなものなのだろうか、などご興味をもたれた方は、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

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野田宗慶

野田宗慶

進学塾メイツ 高田馬場教室 教室長 生徒自身がもつ力を最大限に引き出したいという思いから、一人一人に最適化された教育を目指している。公立学校での教員経験をもち、小中学校のカリキュラムや指導に精通。趣味は山登り、キャンプ、サイクリング。