【西戸山中学校・2学期中間テスト分析】|新宿区で定期テスト対策の個別指導塾をお探しなら|進学塾メイツ 高田馬場教室

こんにちは!進学塾メイツの小野です。
先日行われた西戸山中学校の2学期中間テスト。学習内容が学年ごとに大きくステップアップする中、生徒の皆さんは日々の努力の成果を発揮できたでしょうか。

今回は、中学1年生〜3年生の全学年のテスト内容を徹底的に分析しました。
今回のテストの傾向を振り返り、学年末テストに向けた効果的な学習計画を立てるための参考にしてください。


中学3年生 2学期中間テスト分析

3年生のテストは、高校入試を意識した応用力・思考力を問う問題が多く見られました。基礎知識をいかに活用できるかが、高得点の鍵となります。

数学

大問 単元 難易度(3段階) 問題形式
1-4, 9 二次方程式の計算 ★☆☆ (基本) 用語、計算
5, 10-11 二次方程式の応用 ★★☆ (標準) 文章題、応用計算
6-8, 15 関数y=ax² ★★☆ (標準) 基礎、グラフ読解、応用
12-14 融合問題 ★★★ (応用) 動点、規則性、図形

【所感】
二次方程式と二次関数が中心の構成でした。前半の計算問題で確実に点数を確保し、後半の図形や動点といった融合問題にどれだけ時間を割けたかで差がついたでしょう。特に大問13以降は、複数の単元の知識を組み合わせる必要があり、入試本番さながらの思考力が求められました。

理科

大問番号 単元 難易度(3段階) 問題形式
1 物理:光の性質(屈折) ★☆☆ (基本) 用語、角度の計算
2 地学:地層と化石 ★★☆ (標準) 用語、記述、記号選択
3-5 生物:生殖と発生 ★☆☆ (基本) 用語、計算、並び替え、記号選択
6-8 生物:遺伝のしくみ ★★☆ (標準) 用語、記述、計算、並び替え
9-11 生物:生物の進化、生命の連続性 ★★★ (応用) 用語、記述、論述、計算

【所感】
物理・地学・生物から幅広く出題されましたが、特に生物分野の「遺伝」が大きなウェイトを占めていました。基本的な用語問題に加え、遺伝の法則を用いた計算問題や、進化の過程を説明する論述問題など、難易度の高い設問が目立ちました。知識の暗記だけでなく、仕組みを体系的に理解することが重要です。

国語

大問番号 単元(出典) 難易度(3段階) 問題形式
論説文:作られた物語を超えて ★★☆ (標準) 漢字、語句の意味、接続詞、内容把握(選択・抜き出し)
小説:故郷(魯迅) ★★★ (応用) 漢字、語句の意味、心情理解、理由説明(選択・記述)、長文論述

【所感】
論説文と小説の読解2題という標準的な構成です。特に魯迅『故郷』は、登場人物の心情の変化が複雑で、細部まで丁寧に読み解く必要がありました。200字程度の長文論述問題は、自分の言葉で主題をまとめる高度な国語力が求められ、ここで点数を伸ばせるかが勝負の分かれ目となったでしょう。

社会

大問番号 単元 難易度(3段階) 問題形式
1-3 公民:現代社会の課題、基本的人権 ★★☆ (標準) 資料読み取り、用語、記述
4-5 歴史:戦後の日本史、現代史 ★★☆ (標準) 年表読解、用語、記述

【所感】
公民分野からは「現代社会の課題」と「日本国憲法」、歴史分野からは「戦後史」が中心でした。単なる用語暗記だけでは対応できない、資料(グラフ・年表)の読み取り問題が多く、情報を正確に分析し、記述する力が問われました。日頃からニュースや新聞に触れ、社会の動きに関心を持つことが大切です。

英語 ✍️

大問番号 単元 難易度(3段階) 問題形式
1-3 リスニング ★☆☆ (基本) 内容聴き取り、応答、ディクテーション
4-6 文法・語法 ★★☆ (標準) 語形変化、語句補充、並べ替え英作文
7 自由英作文 ★★★ (応用) テーマ英作文
8-11 長文読解 ★★☆ (標準) 内容一致、語句補充、指示語理解

【所感】
リスニング、文法、長文読解、英作文と、バランスの取れた出題でした。長文の語彙レベルも上がり、速読即解の能力が求められます。自分の意見を英語で表現する自由英作文は、文法的な正確さに加え、論理的な構成力も必要となるため、日頃からのトレーニングが不可欠です。


中学2年生 2学期中間テスト分析

2年生は、各教科で今後の学習の土台となる最重要単元が目白押しでした。ここでつまずくと3年生になってから苦労するため、完璧な理解を目指しましょう。

数学 ➗

大問番号 単元 難易度(3段階) 問題形式
1-7 一次関数 ★★☆ (標準) グラフの作図・読解、式の計算
8-9 連立方程式の計算 ★☆☆ (基本) 計算問題
10 連立方程式の応用 ★★★ (応用) 文章題

【所感】
「一次関数」と「連立方程式」の二大重要単元からの出題でした。一次関数ではグラフと式を自在に行き来できるか、連立方程式では計算の正確性に加え、文章を正しく立式できるかが問われました。特に文章題は、問題文の読解力が点数を大きく左右します。

理科

大問番号 単元 難易度(3段階) 問題形式
1-6 化学:化学変化(酸化・還元) ★★☆ (標準) 用語、化学反応式、実験考察
1-4 生物:動物のからだのつくりとはたらき ★★☆ (標準) 用語、実験考察、作図

※理科は化学分野と生物分野で問題番号が分かれていました。

【所感】
化学分野の「化学変化」と生物分野の「動物のからだ」という、2年生の理科の根幹をなす単元でした。どちらの分野も実験考察問題が中心で、実験の手順や結果から何が言えるのかを論理的に考える力が求められます。教科書の内容を丸暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」を常に意識することが大切です。

国語

大問番号 単元(出典) 難易度(3段階) 問題形式
漢字の読み書き ★☆☆ (基本) 読み、書き取り
説明文:言葉の力 ★★☆ (標準) 内容理解、抜き出し、記述
小説:字のない葉書(向田 邦子) ★★☆ (標準) 心情理解、抜き出し、記述
小説:ロボットと暮らす ★★☆ (標準) 内容理解、抜き出し、記述
文法:敬語 ★☆☆ (基本) 種類、言い換え
古典:漢詩 ★★☆ (標準) 返り点、書き下し文、内容理解

【所感】
読解問題に加え、文法(敬語)や古典(漢詩)など非常に幅広い構成でした。様々なジャンルの文章に触れ、それぞれの読み解き方を身につけておく必要があります。特に漢詩は、独自のルールをしっかり理解していないと、手が出しにくい問題です。敬語も、実生活で意識して使うことで定着度が変わってきます。

社会 ️

大問番号 単元 難易度(3段階) 問題形式
1 地理:日本の諸地域(中国・四国地方) ★★☆ (標準) 地図・資料の読み取り
2 地理:日本の諸地域(近畿地方) ★★☆ (標準) 地図・資料の読み取り
3 地理:日本の諸地域(中部地方) ★★☆ (標準) 地図・資料の読み取り
4 地理:日本の農業の特色 ★★★ (応用) 複合的な資料の読解、記述

【所感】
日本の地理に特化した内容でした。各地方の特色(地形、気候、産業など)を、地図や雨温図などの資料と結びつけて覚えることが重要です。地名や特産品をただ暗記するのではなく、その背景にある地理的な要因まで理解できているかが問われる良問が多かったです。

英語 ️

大問番号 単元 難易度(3段階) 問題形式
1-2 リスニング ★☆☆ (基本) 応答、内容聴き取り
3-4 文法:未来形、接続詞、不定詞など ★★☆ (標準) 選択、語句補充、並べ替え
5-8 対話文・長文読解 ★★☆ (標準) 内容理解、語句補充、指示語
9 英作文 ★★★ (応用) テーマ英作文

【所感】
未来形、接続詞、不定詞といった、今後の英語学習で非常に重要になる文法事項が中心でした。これらの文法を理解した上で、長文読解や英作文で「使える」レベルに引き上げることが目標です。特に不定詞は用法が多く、混乱しやすい単元なので、重点的な復習が必要です。


中学1年生 2学期中間テスト分析

1年生のテストは、中学での学習の土台となる基本事項の定着度を確認する問題が中心でした。ここでの理解度が、今後の成績を大きく左右します。

数学 ➗

大問 単元 難易度(3段階) 問題形式
1-2 正負の数・文字と式 ★☆☆ (基本) 四則計算、式のルール
3-8 一次方程式 ★★☆ (標準) 計算、文章題
9-10 応用問題 ★★★ (応用) 図形、規則性の考察

【所感】
中学数学の土台となる「正負の数」「文字と式」「方程式」からの出題でした。計算の正確さはもちろん、文章を正しく数式に変換する力が求められます。ここでのつまずきは、2年生の「連立方程式」「一次関数」に直結するため、徹底的な復習が不可欠です。

理科

大問 単元 難易度(3段階) 問題形式
生物分野 植物の観察、つくり、分類 ★★☆ (標準) 用語、スケッチ、実験考察
化学分野 物質の性質、状態変化、水溶液 ★★☆ (標準) 用語、計算、実験考察

※理科は生物分野と化学分野の2部構成でした。

【所感】
生物分野の「植物」と、化学分野の「物質の性質」が範囲でした。実験器具の正しい使い方や、実験結果から法則を導き出す考察力が問われます。特に、質量パーセント濃度や密度の計算は、今後も使う重要なスキルです。

国語

大問番号 単元(出典) 難易度(3段階) 問題形式
漢字・語彙 ★☆☆ (基本) 読み、書き取り
小説:星の花が降るころに ★★☆ (標準) 心情理解、抜き出し、記述
説明文:ちょっと立ち止まって ★★☆ (標準) 内容理解、指示語、記述
:現代詩 ★★☆ (標準) 表現技法、内容理解
文法:品詞の分類 ★☆☆ (基本) 品詞の識別
古典:竹取物語 ★★☆ (標準) 現代語訳、内容理解

【所感】
小説と説明文の読解を中心に、詩、文法、古典(竹取物語)と、国語の基本要素を網羅した構成でした。文章の要点を正確に読み取る力はもちろん、古典に初めて本格的に触れる単元として、主語や省略された言葉を補いながら読む練習が重要になります。

社会 ️

大問 単元 難易度(3段階) 問題形式
歴史分野 古代までの日本(旧石器〜奈良時代) ★★☆ (標準) 用語、年表読解、資料問題
地理分野 世界と日本のすがた(大陸、時差など) ★☆☆ (基本) 用語、地図の読み取り

※社会は歴史的分野と地理的分野が同時に実施されていました。

【所感】
歴史(古代までの日本)と地理(世界のすがた)の2分野からの出題でした。歴史では人物名や出来事をただ覚えるだけでなく、時代の流れを掴むことが大切です。地理では、時差の計算など、基本的な原理を理解しているかが問われました。

英語 ️

大問番号 単元 難易度(3段階) 問題形式
1-4 リスニング ★☆☆ (基本) 応答、内容聴き取り
5-7 文法:be動詞、一般動詞、代名詞など ★☆☆ (基本) 選択、語形変化
8-11 文法応用:並べ替え・英作文 ★★☆ (標準) 並べ替え、短文作成
12-14 対話文・読解 ★★☆ (標準) 内容理解、語句補充

【所感】
be動詞と一般動詞の使い分け、三人称単数形、複数形など、1学期に学んだ英語の基礎文法が定着しているかを確認する問題が中心でした。特に、主語によって動詞の形が変わる三人称単数現在の-sは、今後も英語学習の基本であり続ける最重要項目です。


全体のまとめと今後の対策

今回の全学年のテスト分析から、学年が上がるにつれて、単なる知識の暗記だけでは高得点が難しい、思考力・応用力を重視する傾向がより明確になりました。

進学塾メイツでは出題されそうな問題をとことん演習していきますので、基礎からできていない場合でも着々と実力をつけることができます!

  • 1年生は、各教科で中学の学習における「ルール」を学ぶ段階です。用語の意味を正確に覚え、基本的な計算や文法をマスターすることが最優先です。ここでの土台作りが、2年生以降の飛躍に繋がります。
  • 2年生は、各教科で今後の学習の「幹」となる重要単元を学びました。今回のテスト範囲は、入試でも頻出の単元ばかりです。できなかった問題は必ず解き直し、完璧に理解してから次に進みましょう。
  • 3年生は、問題の難易度が一段と上がり、入試本番を意識した実戦的な内容でした。苦手単元を放置すると、入試での大きな失点に繋がります。今回の結果を真摯に受け止め、1日も早く苦手克服に着手してください。

2学期期末テストは、もうすぐそこです。
今回の反省を活かし、計画的に学習を進めていきましょう。進学塾メイツでは、一人ひとりの学習状況に合わせた個別指導で、皆さんの目標達成を全力でサポートします!

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