みんなわかってない!超効率的★英単語勉強法

はあああい!こんにちは!!
メイツの片野です!

夏ですね!遊びたいですね!!
勉強してからにしましょう\(^o^)/

さて、今回は英単語の暗記方法についてです。
メイツの生徒もそうですが、「いやいや、そんなんで覚えられるわけないじゃん」という方法で暗記しようとしている生徒が非常に多いです。
よく「わたし(ぼく)、暗記が苦手なんですう~⤴」と誇らしげに言う生徒がいますが、
・そもそも暗記しようと思ってない
・暗記方法をわかっていない
です。

誰でも効率的な暗記方法を身につければ、暗記はできます!
暗記が苦手な方は必読です。

ダメパターン➀ただひたすらに殴り書き。

意味ないです。正確には意味はなくないのですが、最初から殴り書きは非効率です。
殴り書きはただの“作業”になりがちなのでやめましょう!
複雑な単語を覚える際など、本当に暗記できないときの最終手段です。

ダメパターン➁発音が分からない

最悪です。
単語暗記をしようとしている生徒に「この単語の発音は?」と聞いて即答できない生徒はまあ暗記ができないです。
極端なことを言うとdog「犬」をd(ディー)・(o)オー・g(ジー)と覚えようとする子がいます。
今すぐにやめましょう。
発音記号を覚えるのが一番ですが、ネットでdogと検索すれば、発音がでてくるのでわからない場合は調べましょう。

ダメパターン➂繰り返して学習しない

人間は忘れる生き物です。
忘れることでいいこともありますが、勉強においては忘れない方がいいですよね。

エビングハウスの忘却曲線
「人間の脳はそもそも復習しないと忘れるように出来ている」

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスさんによって証明されています。
Hell man!!ではないです。
彼は人の記憶がどのようなペースで忘れられていくのかについて研究し、その結果以下のような曲線ができあがりました。

この表は時間と共に、どれだけ記憶したことが頭に残っているかを示しています。逆にいえば、どれだけ忘れるかということも分かりますね。

20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。

ということが分かります。

引用文献:wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E6%9B%B2%E7%B7%9A

忘却曲線がわからない人は上記の引用を見てください。
さて、20分後に42%も忘れて、1日後には74%も忘れてしまうわけなので、
忘却は1日の間に急激な忘却が起こるが、その後の忘却は緩やかに起こる、ということが上記のデータからわかります。
しかし、1ヶ月たっても79%しか忘却しません!

(1日後74%忘却⇒1ヶ月後79%忘却)⇒(1ヶ月で5%しか忘却しない)

これはどういうことかというと、1日後に覚えていれば1ヶ月たってもその記憶はほとんど覚えているということです。

よって短期記憶を長期記憶へと変化させるには1日の間に覚えているということが大切になってきます!!

そのため、最初に学習した1日の間に繰り返して学習し、1日は覚えていることが暗記の秘訣ということが分かります。

忘却曲線を利用した暗記法

では、1日の間にいつでも覚えているようにするにはどうすればいいのか!

上の理論で言うと1~2周目は1個1個じっくり覚えるのではなく、素早く1周まわして次の周に入るようにした方がいいです。なぜなら1個1個じっくり覚えていると時間がかかるし、上の理論からすぐに大部分を忘れてしまうからです。
殴り書きなんてもってのほかで、今すぐにやめてください。

また、3周目以降は1~2周目と比べ忘却率が緩やかになるため時間をおいて復習したほうがよいです。
以下に具体的な方法を示します。

●1周目
20~30単語を1セットとし、
知っている単語と知らない単語を

〇:当然のように出来る

×:できない、知らない

△:できたけど曖昧

等の記号で区別します。

一回の暗記で4セット(80~120単語)くらいはまわしたいですね。

●2周目
1周目の最初の方の単語をやってから10分近く経過しているので、1周目終わってからすぐに×△のみを復習する。
その際、
・正しい発音を確認する。
・小さな声でも、声に出して覚える。音読大事です。
※dog(ドッグ、犬)のように繰り返し発音することと単語のつづりを確認することを忘れないで下さい!

●3周目
2周目から1時間以上空けて×△のみを復習する。
塾から帰って、寝る前とかがいいですね。

95%以上〇になったら、間違えた5%の単語を必死に覚えて(5回づつくらい音読しながら、ここで初めて殴り書き!したりして)、その日の復習を終えます。

次の日の早朝復習で覚えていたものは上の理論では1ヶ月後ほとんど覚えているということとなります!
自信がつきますね。

こうすることによって一時的な単語の定着ができるはずです。
そのあとは2~3日あけて復習するを繰り返して長期記憶に変えていきましょう。
定期テスト前にせっかく覚えても、模試や入試前に覚えていなければ意味ないですからね。

勉強法を制する者は受験を制す!

はい、言い過ぎました。

しかし、暗記法を含めた勉強法は非常に重要です!!

メイツでは単純な解説指導だけでなく、効果的な勉強法の指導も行います。

勉強の仕方が分からない・・・

と困っている子は一緒に熱い夏を過ごしましょう!!

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片野泰敬

進学塾メイツ エリアマネージャー 北海道札幌出身。「より良い人生を送るための教育」をモットーに、日々生徒の成績向上に励んでいる。趣味は料理、飲み歩き。
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