埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題 数学対策について

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はじめに

 埼玉県教育委員会のホームページ上には、平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報を調べることができる。その中にある平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題の基本方針にはこう書かれている。

① 中学校における平素の学習を重んじ、中学校学習指導要領に基づいて出題する。

② 基礎的な知識及び技能をみる問題とともに、思考力、判断力、表現力等の能力をみる問題の出題に配慮する。

③ 各教科の目標に照らして、受検者の学力を十分に把握できるように、出題の内容及び出題数に配慮するとともに、記述による解答を求めるよう配慮する。

 つまり、これらをまとめると3年間にわたる学校での授業内容からしか出題されていないということになる。従って、埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題で高得点をとるためには日頃の授業を第1に考え、集中して受けることが重要となる。そして、年5回行われる定期考査のために時間をかけ勉強し、しっかりと教わった内容を身に付けることが必要不可欠である。しかし、学力検査問題がどのような内容であるかを知らずに受けてしまっては、本番の緊張感も合わさり、本来の力が発揮しないはずである。そこで、今回は、数学の学力検査問題大問1を平成18年度から平成28年度の13回分のテスト(H22・H23年度は、前期・後期テストと分かれている)から、どの内容が出題されているかをまとめてみた。受験生の役に立てればと考える。

学力検査問題大問1について

 試験開始の合図のあと、まず始めに目を通すことになる問題だけに、基礎・基本の問題しか、出題されていないのである。つまり、1つの定義・公式・定理を使えば計算できる問題等ということである。しかし、簡単な問題なので配点が少ないと思いきや、平成28年度では、12問からなる大問1で50点となっている。学力検査問題は100点満点のため、大問1で点数の半分を占めることになる。当然、高得点を取得するためには、全問正解が必須である。3年間分の過去問題は埼玉県教育委員会のHPにあるため、高得点を取得するためにも、ぜひ1度は目を通してほしいと考える。また、以下に13回分の出題内容をまとめた内容を記しておく。

(1) 文字の式 (H22年度からH28年度まで、毎回出題)

(2) 正の数・負の数(全13回から出題)

(3) 平方根(全13回から出題)

(4) 式の展開と因数分解(全13回から出題)

(5) 2次方程式(全13回から出題)

(6) 連立方程式(全13回から出題)

(7) 2乗の比例する関数(全13回から出題)

(8)~(10) 年度によって、様々な問題が出題

・式の利用(3回)
・反比例(2回)
・平面図形(1回)
・空間図形(12回)
・資料の活用(1回)
・多角形の角(2回)
・図形の性質と証明(1回)
・場合の数・確率(8回)
・円の性質(6回)
・三平方の定理(1回)
・標本調査(2回)

(11) 2問構成となっている。年度によって、様々な問題が出題

・規則性・周期性の問題(4回)
・資料の活用(1回)
・1次関数の利用(1回)
・方程式の利用(7回)

 

 過去13回の試験内容を考えると、(1)~(7)の問題の出題形式の大幅の変更は考えにくい。また、確かめ算ができる問題が多いため、必ず確認して正解に辿りつかなければならない。(8)~(10)の3問は、出題の規則が見られない。よって、出題頻度が高かった、空間図形、場合の数・確率、円の性質をおさえておいてほしいと考える。(11)に関しては、問題文が長いため、難しいのではと考えてしまいがちではあるが、冷静に何が書かれているのかを読み取れれば、難しい問題とはいえない内容である。しかし、授業では扱うことが少ない問題形式ではあるため、必ず過去問を解き準備を備えてほしい。

 

おわりに

 平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の日程は3月2日である。今回の学力検査問題から、学校選択問題を採用する学校がでてくる。つまり、学校によって、テストの内容を多少変更することとなる。採用する学校は、埼玉県教育委員会のホームページで確認できる。

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