【指導実録】内申が6足りない状態から難関都立高校に合格したD.Mくんの場合【都立高校受験コース】

2014年03月28日 未分類

春が来ましたね。
進学塾メイツの遠藤です。

さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、今回は学校の成績が悪く、合格に必要とされる内申から6も足りない状態で、見事逆転合格を決めたD.Mくんの話をしたいと思います。
彼が合格した高校は、「都立大泉高校」。
そう、私の母校ですね!笑
中高一貫校化して、募集人員が少ないですが、学校の雰囲気は変わっていないはずです。
入って良かった!と思える高校ですよ。
アイキャッチは大泉高校の予想完成図ですね。もう完成していますが。

入塾前

他塾に通っていたD.Mくんでしたが、なかなか成績が上がりませんでした。
それを見かねた親御さんが、当塾を知り、ご連絡いただいたのが最初です。
能力はあったのですが、友だちとふざけるのを優先してしまい、なかなか成績が上がらない。
またテスト前もちょっとしか勉強しないから、そこそこの点数しか取れない。
そんな状態でした。

最初の授業で、ポテンシャルにびっくり!

体験授業は中学3年生の7月中旬でした。
最初の授業でどれくらいできるかを知るために、数学の問題集をやらせてみたところ…
「面白いですね、これ」
と、がんがん解いていくのです!
問題集を解くのがものすごく時間がかかる場合、それはその問題を解く上で必要な「前提知識」がないからです。
適切な「前提知識」を持っていれば、すらすら解いていくことができるのです。
さて、D.Mくんですが、なんと1年生の1・2学期の数学の復習がものの1時間で終わってしまったのです。
たっぷりと必要な「前提知識」があるでなく、「集中力」もずば抜けていた、これが最初の印象でした。

夏休みはガンガン演習!

当塾の夏休みは、理想目標と最低目標の2つを使い分けています。
理想目標とは、「ここまでできたら最高だなぁ」と思える目標です。
例えばダイエットで10キロ痩せて、ウエストも引き締める、のような理想的な目標です。
最低目標とは、「最低でもここまでは絶対にやってやる!」と思える目標です。
ダイエットで5キロは絶対に痩せてやる、というような目標ですね。
1日最低でも50の英単語を覚えるのを最低目標とし、余裕のある生徒はさらに100、150と量を増やすのです。
D.Mくんのずば抜けた「前提知識」「集中力」で、夏休みの最低目標は予定の倍近いスピードで終えました。
そこで、難関校を狙えそうなD.Mくんでしたから、さらなる予定を課し、とにかく演習を増やしました。
英語と数学はかなりのレベルになったのです。

模試も定期テストも快調!

夏でたっぷり演習を積んだD.Mくんですから、模試も定期テストも高得点を連発しました。
定期テストは1学期と比べると200点近くアップしたのです。
偏差値も安定して60以上は取れていたので、学校の成績がしっかり上がれば、これは難関高校合格は間違いないな!という情強でした。

そこまで上がらない内申

塾講師という立場上、生徒の合格のために尽力します。
定期テストの点数アップのために指導し、提出物もしっかり出しているか確認し、模試でも好成績を出せるよう指導します。
ただ、授業態度だけはどうにもできないのです。私が学校に行くわけにはいきませんから笑
2学期のD.Mくんは以前より真面目に授業に臨んでいたようですが、やはり1学期の合計で成績をつけられるため、定期テストができていても、成績が思うよりも全然上がりませんでした。

成績が悪ければ私立があるじゃない!

都立高校は中学校の成績と入試の得点の合計で合否が決まります。
私立高校は入試の得点のみです。
よって、D.Mくんのような、学力はあるけど成績が悪い生徒は、私立高校がおすすめなのです。
12月に成績が分かり、親御さんと面談をしました。
当塾では夏休み前、夏休み後、冬休み前、冬休み後、と4回ほど保護者面談の機会を設けています。
面談の場で、私立高校の話になり、D.Mくんは私立高校を3校ほど受けることになりました。
私立高校を受ける際の基本としては、
「安全校」つまり確実に合格できそうな高校
「相応校」実力を出せれば合格できる高校
「努力校」うまくいけば合格できる高校
のような3校がベストな受け方となります。
D.Mくんも同様に私立高校を決め、努力校が「私立成蹊高校」になりました。
受験日が一番早かったので、まず最初に成蹊高校を受けに行きました。

努力校に見事合格。揺れ動く気持ち

なんと最初に受けた成蹊高校に受かったD.Mくん。
努力校に受かってしまったので、もうほかの2校は受ける必要はありません。
また、レベルの高い成蹊高校に合格したために、もう受検を終えようと考えていたのです。
ただ、当初は都立高校に合格することを考えていたため、私は彼に話しました。
「夏休みから頑張ってきたのは、都立高校に合格するためだろう? ここで辞める理由が『成蹊高校に行きたいから』なら問題ないが、『もう受験勉強を終えたいから』という理由だったら、それはもったいない。せっかく勉強できるチャンスなんだから、都立の受検が終わるまで、最後までやりぬこうぜ!」
彼はこれに同意し、成績が悪いながらも都立受検に臨みました。

圧倒的不利な中、見事都立大泉高校に合格!

内申が6も足りないというのは、非常に不利です。
どれくらい不利かと説明しますと、ライバルよりも「6問」多めに解かないといけない、という状況です。
難関都立高校は「独自問題」を課しているため、楽に解ける問題は誰でも解けます。
そんな「独自問題」で「6問」多めに解くというのは、生半可なことではないのです。
しかし、当塾で培った演習量はライバルよりも圧倒的に多いため、見事D.Mくんは合格したのです!
本人もびっくりしていたのが印象的でした。

どうやら高校生活を満喫している模様(笑)

都立大泉高校は中高一貫校化したため、中学から上がってくる生徒は、かなりのレベルの勉強しています。
そのため、高校から入って来た生徒は、そんなハイレベルな生徒に合わせるため、最初の1学期にかなり勉強させるのです。
D.Mくんは当塾で「勉強のやり方」を身につけてくれたようで、そんな大泉高校でなんとかやっているようです。
たまにLINEのアイコンが変わるのですが、それが楽しそうな高校生活を送る彼のアイコンだったので、「楽しくやってるんだなぁ」と嬉しく思いました。

これで終わりです笑