都立作文はこう書け!もういい、こう書けばいいんだ!

2014年01月14日 コラム

 

 進学塾メイツの遠藤です。もうすぐセンター試験やら私立高校入試やらで、大忙しですね。

都立作文対策

 さて、都立高校入試の共通問題の国語には、「作文」が出題されます。配点は10点となかなかに大きいのですが、これを全く手を付けない受験生が多いですね。もったいない。当塾でも、毎回満点近くを取る生徒と、全く手を付けてない生徒で二極化しています。作文の平均点は4~5点程度ですが、おそらくは0点10点で分かれていることと思います。なぜ、2極化してしまうのでしょうか。

 生徒の様子を見ていると、その理由は「型」を持っていない、ということに尽きます。例えば、このようなテーマで作文を考えてください。

問 「読書という積極的な営み」というテーマで、具体的な体験を含めて、200字以内で書きなさい。

 さて、どうでしょうか。「読書という積極的な営み」について意味がわからないのではないでしょうか。都立の作文には「この文章を読んで」という但し書きがあるので、そちらを読んでみましょう。ただし、全部を読む必要はないです。筆者の主張は最後の段落にあるので、そちらを参照すれば、「読書という積極的な営み」の意味が理解できるでしょう。

 私たちは、先人たちが一生を費やして構築したある知識や思考に触れることによって、それらを蓄積・伝達し、よりよい未来を構築していくことができます。(略)それが未来を紡ぐために読書をする、ということです。読書とは決して受動的な営みではなりません。 引用 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr100223n-mondai/ko-toi.pdf

 この文章を読んで、「読書という積極的な営み」の意味を大きく読み違えてしまうのであれば、5点近く減点となる可能性があります。

 テーマを理解できたら、次はもう書く作業となります。そこで、「型」の話となります。まず目安としては、最後となる8行目までは必ず書きましょう。文字数が足りないと減点です。V模擬は151字以上としていますが、実際はどうかわからないため、最後の行まで書くようにしましょう

 次は、形式です。全部で8行あるため、最初の2行が「テーマに対する自分の考え」、次の4行が「具体的な体験」、最後の2行が「最初とは違う表現で自分の考え」これがわかりやすいと思います。もちろん、この形式以外でも問題ありませんが、毎回0点の受験生は、このやり方を「型」として身につけて、書いてみたらいいと思います。

 都立入試の作文は、「良い作文」を書く必要はなく「本当のこと」を書く必要もありません。大切なのは、「短時間に」「できるだけ良い点数」をとることです。型を身に付ければ、これが可能なのです。

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