【都立】5文型もまともに教えない中学校英語に期待はしないで、実技4教科や英検をやりなさい。

2015年06月26日 未分類

過去の記事で書きたいことはほとんど書きく尽くしたので、本当に久しぶりの投稿です。進学塾メイツ代表の遠藤です。さて、今年から都立高校入試の制度が変更しました。

ポイント1:変更されるのは、一般受検のみ! 推薦受検については、変更はありません。
ポイント2:変更されるのは、次の3点!
・教科数が変わる!! ➡原則として全学校で5教科となります。
・学力と内申点(調査書点)の評価比率が変わる!! ➡全学校で7:3となります。
・内申点(調査書点)算出のための換算方法が変わる!! ➡全学校で実技4教科の評定が2倍になります。
※上記は、多くの受験生が受ける全日制課程の第1次募集・前期分割募集のものです。 全日制課程の第2次募集・後期分割募集と定時制課程の場合は、こちら(東京都教育委員会のホームページに移動します)
ポイント3:学力検査でマークシートが導入される! 採点ミスの防止のため、マークシートが導入されます。平成27年度(2015年度)入試では、モデル校をいくつか選定し、試験的に実施されました。
出典:28年度の都立入試、知らないと損する変更点

ポイント3のマークシートに関しては、多少のテクニックが発揮できたりして、また都立入試特有のクセが出てきそうですが、気になるのはポイント2です。5教科入試だったり7:3が基本となるのは、まあ別にいいのですが、「全学校で実技4教科の評定が2倍になる」というのは非常に大きな変更です。

ここでちょっと弊塾の生徒Aくんを例にとって説明していきたいと思います(実話)。 Aくんの2年末の成績は5教科15、4教科14で、3年1学期の成績が5教科16、4教科16と合計で3つ上がりました。去年は実技4教科は1.3倍、今年は2倍ですので、どれほど違うのか表にまとめたのでご覧ください。

2年末 3年1学期 結果
去年 15×1+14×1.3≒33 16×1+16×1.3≒36 3アップ
今年 15×1+14×2=43 16×1+16×2=48 5アップ

実技4教科が2つ上がったおかげで、去年よりも2高い、5も換算内申が上がるという計算になります。もし実技4教科ではなく5教科だけが3つ上がった場合は、3しか上がりません。換算内申が2つ上がると、偏差値が4近く上がります。ですので、このA君は10近くも偏差値の高い高校に合格する可能性が出てきたのです。このことから、私は塾生に「苦手な5教科よりも、実技4教科を頑張りなさい」と指導してきました。

さて、ここで5教科に属している英語についてですが、

指導要領でも、いずれの学校教科書でも、「文型」という用語は使われていないので、公立中学校で「5文型」「第○文型」という用語を持ち出す教師は、よほど物好きということになります。~中略~学校教科書は、明確にコミュニケーション重視の方針で編集されています。
出典:第5文型は学校で習うのですか?

ここで書かれているように、公立中学校の授業では、英語の構造理解で欠かせない文型の説明はされずに、コミュニケーションを重視した指導を行っています。

それは別にいいのですが、だったらテストはコミュニケーション重視にしろよ、となります。授業はコミュニケーション重視で、ペーパーテストは文法が出るって、勘の良くない生徒(かつての私もそう)にとっては非常に苦難です。また、そのような英語が出来ないレッテルを貼られた生徒の救済先として、塾があるのですが、塾だけで一から文法を教えるのは時間的な意味でかなり厳しいです。

そのような悩みをかかえて去年まで生きていたのですが、今年から実技4教科を重視する結果を知り、「英語の成績はそこそこにして、実技4教科と英検をしっかりやろう!」と決断しました。英検をしっかりやることで、私立高校の併願優遇対策にもなりますし。

ちなみに、都立入試は英語長文がメインであり、学校英語ができなくても長文が読めれば問題ありません。長文が苦手な中学生はこちらの参考書を購入することを心の底からおすすめします。

なかなか生徒の保護者に理解されないのですが、都立高校合格に向けて「正しい方向に向かって、正しいやり方で、正しい努力を、正しい量やらせる」をモットーにしてますので、なんとか納得してもらいたいです。