ナレーター「メイツ生の夜は早い」

2013年10月12日 コラム

東京都練馬区石神井町。
閑静な住宅街、富士街道沿い。
ここに一つの塾がある。進学塾メイツ…
プロメイツ生T君の通う塾である。

世界でも有数のプロメイツ生。
彼らの存在は決して世間に知らされるものではない。

我々は、プロメイツ生の一日を追った。

Q.来るの早いですね?
T君「ははは、勉強は大切ですからね。
スタートをどう切るか。これが大切なんです。」

小学生の時間が終わる瞬間、他の中学生が来塾する前からT君は動き始める。

T君「僕がプロメイツ生をやれてるのは、両親の支えがあるからなんです。だから誰よりも早く動き始めないと。」

そう語るK君の目は何よりも真剣だ。
プロメイツ生に一切の妥協はない。
T君の誇りはそこにあるという。

19:00。筆記用具を用意し、黙々と勉強への姿勢を作っていく。

Q.今日の科目は?
T君「今日は英語の日ですね。これから2時間、お腹の空く時間だから気合いを入れないと。」

さっそくT君はペンを走らせ、10分から15分ほどやみくもに書き続けていた。

Q.何を書いてるんです?

T君「英単語ですね、まずはこれをしないと、英語が始まったって感じがしなくて(笑)」

そう話すT君のもとに単語のテスト用紙が配られる。T君は答えを書きだしたくて、ウズウズしているようだ。

Q.いけそうですか?

T君「今回のテストは現在学校でやっているところですからね。後半部分は厳しいと思いますが、まぁ大丈夫だと思います。」

順調に解答を書き込むT君。その腕には確かに気迫が感じ取れた。

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すると、突然T君が声を発した。

T君「先生!ミスがあります!」

どうやら先生側に不手際があったようだ。

Q.よくわかりましたね?

T君「今回の単元にfriendshipはありませんからね。おそらくfriendlyの間違いでしょう。それに、先生よくスペルミスするんです(笑)」

プロの技が、光る。

19:30。T君の手元に教科書が手渡される。

Q.これから何を?

T君「音読です。英語にはやっぱりこれが一番なんです。」

続々と生徒が来始める中、脇目も触れず音読を続けていく。周りを気にするようじゃダメだと語T君に、プロとしての誇りが、垣間見えた。

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19:45。ここからしばらく文法の学習のようだ。

Q.今日の内容は?

T君「助動詞ですね、mustとhave toの使い分け、これを理解しているかがポイントなんです。」

順調に問題を進めていくK君。時刻は20:40。授業も終わりに近づいている・・・しかしここでT君に焦りが見えた。

Q.どうされたんです?

T君「しっ。静かに。」

我々スタッフを諫める。どうやら難問に出くわしたようだ。

T君「まずいですね、『~してはいけない』はmust notのはずなんですが、これだと指定された語句以内に解答が収まらない。」

緊張が、はりつめる。すると、

T君「あっ!短縮形!短縮形ですよこれ!must notをmustn’tにすればいいんだ。」

どうやら山場を乗り越え、ホッとするT君。授業が終わると、その目には確かに疲労がたまっていた。

 

授業後…

Q.これを週3回、つらくないんですか?

T君「正直、はじめのうちはやめたいと思ったこともある。毎日溜め込まれる知識は将来役に立つのかなってね。ただ、プロとして譲っちゃいけないラインを考えた時、
アマとプロの違いは何だろうって考えて。それからかな、ふっきれて専念できるようになったのは(笑)」

静かに、それでいて語気を強める。

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Q.本日はありがとうございました。

T君「いえ、こちらこそ色々勉強になりました。」

21:30。塾を出て階段を駆け上がるT君は、今日会った時よりも、逞しく、見えた。

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彼らは、己の矜持を守り、今日もまた、ここで勉強する。

SPECIAL THANKS    T君

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進学塾メイツ

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