『暗記の際に覚えよう覚えようとしちゃうやつは馬鹿』個人的見解

2013年05月12日 コラム

こちらのブログから引用。
すごい人気記事みたいです。PV数とか凄そう。

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 08:51:17.04 ID:6iGlOiKGO
人間は覚えようとしなくても脳内に情報は入る
何もしなくても見聞きするだけで頭の中に情報は入って残ってしまうのだ
例えばアニメは一回見れば鮮明に思えているかは別として
二週目の視聴の際にはそうだったそうだったと必ず思う筈だ
人間は記憶するのには労力など必要無いのである
問題は鮮明に思い出すかにある
つまり思い出す訓練こそが一番重要なのだ
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの様に思い出しにくく
ついつい反復してしまう名前はお前らしっかりと記憶されているだろう
暗記は何度も正確な記憶を引っ張り出す様に行うのが正しい

有意味暗記と無意味暗記

暗記

この書き込みは半分合っていて、半分間違っている。

そもそも暗記というのは、有意味暗記と無意味暗記と言われる、2種類の暗記に分かれる。
有意味暗記とは、関連付けのある暗記であり、「覚えよう覚えよう」しなくても割りと入ってくる。
無意味暗記とは、関連付けのない暗記であり、「覚えよう!」と繰り返さなければ、頭に入ってこないことが多い。

半分合っている部分

good

『人間は覚えようとしなくても脳内に情報は入る
何もしなくても見聞きするだけで頭の中に情報は入って残ってしまうのだ
例えばアニメは一回見れば鮮明に思えているかは別として
二週目の視聴の際にはそうだったそうだったと必ず思う筈だ
人間は記憶するのには労力など必要無いのである 』
これは有意味暗記であって、確かに労力はそこまで必要ではない。
2周目のアニメの視聴で、だいたいの大筋は覚えているものだ。
『流れ』というものは、努力せずに頭に入ってくる。

半分間違っている部分

bad

しかし無意味暗記においては、こうもいかない。
無意味暗記は全然おもしろくないことが多く、流れも存在しない。
ドラえもんにおけるのび太の点数や、ドラえもんが食べたどら焼きの数を、鮮明に覚えられないからだ。
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールのような、関連付けのない名称などは繰り返し覚えるしかない。
労力が必要な事が多い。

暗記に関する方法案

提案

まずは、有意味暗記と無意味暗記をしっかり意識すること。

僕の指導法としては、

無意味暗記なら、時間がなければ根性で、どうにか覚えてもらいます。
時間がある場合は、楽しく何度も何度も繰り返し覚えるようにしています。
具体的な方法に関しては、また後日ブログで書きたいと思います。ただいま実験中ですので(笑)

有意味暗記の場合は、どれだけ関連付けが出来るかが勝負。
関連付けの材料を「前提知識」と僕は呼んでますが、これがあればあるほど、暗記のスピードが上がり、強固になります。
「前提知識」が足りず、時間がない場合は、無意味暗記として根性で「前提知識」を増やしてもらうことが多いです。
時間がある場合は、「前提知識」を分析し、生徒に合わせた「前提知識」での有意味暗記をしてもらい、「前提知識」を増やします。

ちょっと説明が長くなったので、歴史でわかりやすく解説。

歴史が苦手な中学生の場合
時間がある⇒小学生レベルの学習マンガを繰り返し読ませ、前提知識を増やす。その後、高校レベルの学習マンガを繰り返し読ませ、最終的に問題演習と解説を繰り返す。前提知識があるため、問題演習や解説で習得することができる。
時間がない⇒重要人物や重要事件などを、関連付けを無視して無意味暗記させる。その後、学習マンガなどで流れの有意味暗記をさせる。前提知識が、中学歴史を解くのに達したら、問題演習と解説を繰り返す。

本当はこんな単純ではなく、順番が前後する箇所もあります。
あくまで一例ですので。

まとめ

まとめ

暗記が早い生徒は「前提知識」が多く、そうでない生徒は少ないだけ、というわけです。
√2や円周率などの覚えが早い生徒は、無意味暗記の自分なりのやり方を習得しているのでしょう。
語呂合わせなどがいい例です。

テスト前に慌てて勉強すると、前提知識が足りずに「覚えよう覚えよう」と無意味暗記をするしかありません。
事前に前提知識を用意しておくと、「覚えよう覚えよう」しなくても有意味暗記となり、楽に暗記ができます。

「暗記の際に覚えよう覚えようとしちゃうやつは馬鹿」ではなく
「『前提知識』が足りないから暗記の際に覚えよう覚えようしちゃう」が正しいのです。

 

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進学塾メイツ

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